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勝負

地下鉄っていうのは局所的に風が強いもんで、
ひらひらしたスカートをはいてかつ油断していると、
ぶわっと、
めくりあがる。

先日も仕事先に向かう途中、みまわれた。
しかも両手に荷物を抱えていて、
マリリンモンローのように、きわどいところで押しとどめることも叶わなかった。
仁王立ちしたまま、なすがまま。

で、思ったことは、
「げ! どんなパンツはいてたっけ」


以前に職場の男性に、突如
「お前も勝負パンツとか持ってるのか」
と、会社が会社なら、いや相手が相手なら訴訟モノの質問をされ、
私も私でノリノリで
「毎日が勝負パンツですけど」
と答えたことが思い出された。


勝負はいつなんどき訪れるかわからない。
ということを実感した一件であった。

失礼しました。
# by fb001294 | 2008-11-29 23:15

結婚式ムービーとコール選手権

五月に結婚した友人夫婦の家に、お呼ばれ。
結婚式のビデオをみんなで見た。
私はその結婚式自体に出席していたにも関わらず、またもや涙を流しそうになった。

新婦本人である友人も、きっと何度も見たであろうに、またもや目に涙をにじませていたのを、私は見逃さなかった。


友人夫婦の家に行く直前、父から電話があり、
「自分たちの結婚式のビデオを探している。知らないか?」と。

「これからまさに友人のそれを見に行くけど、あなたたちのは知らない。」

結婚式ビデオづいた一日だったなぁ。
結婚式の記録はとっておくととても思い出になるし、こうして30年近くたった後にもふと見たくなるらしい。
両親のビデオは見つかったんだろか。


その後、友人カップルのおうちで鍋パーティー。
気の早いクリスマスソングもかけて、とっても盛り上がりました。
意外にも(失礼!)友人の手料理がすごくおいしくて、ワインが進む進む。

そこでDVDで観たのだが、
「全日本コール選手権」なるものを知ってます?
私はそこで初めて知ったのだけど、そんなものが存在するらしい。

結婚式ムービーとコール選手権_f0185250_033919.gif


実在する大学のサークルが、各々の飲み会でのコールを競い合うというもの。
みうらじゅんと、スポーツ解説アナウンサーが淡々と解説していて、正直、ものすごーくおもしろかった。

競い合ってるのはたぶんコールの内容の面白さとかテンポとか。

振り返ってみると、私は学生時代コールが飛び交うサークルに深く所属したことはないのだけど、一年生くらいの、いろんなサークルをウロウロしてたころに、そんな飲み会での「コール」の存在を知って衝撃を受けた記憶がある。

当時、
「飲ーんで飲んで飲んで、×3・・・、トイレは、あっち!」
っていうのを聞いて、なんじゃそらー!って思うのと同時に、なんて軽快なリズムかつクダラナイんだ!ととても関心したのです。

それが選手権になって、さらにDVDにもなってる。
それはそれはくだらないんだけど、パッケージに「ジャパニーズオリジナルカルチャー」みたいなことが書いてあって、妙に納得してしまった。
確かに、日本独特かも。この時代限定かもだけど。

日本人はたぶんリズムとかって苦手だと思うんだけど、それでもやっぱりリズムに乗りたいんだと思う。
あの瞬間、彼らは彼らなりの自己表現として、自らを解放してる。

のかどうかはわからないけど、
とにかく、その選手権はくだらなすぎて、おもしろかったです。


2カップルの家をハシゴし、そんなさすらいの一日でした。
幸せのおすそ分け、サンクス!
# by fb001294 | 2008-11-17 00:35

いってきました

パラオ、行ってきましたよ~。
もう、海がとっっってもきれいでした。

いる間、ずっと海か川に入ってた。
それもTシャツに短パンのまま(水着は着るけどね)泳いだり上がったりしたから、途中から水の中なんだか空気の中なんだかわからなくなった。

というのは言いすぎだけど、そのくらい、毎日水浸しだったのです。

海であんなに本格的に泳いだのは、初めてかもしれない。
シュノーケルつけて、たくさんのカラフルな魚に埋もれながら泳いだ。
弟が、何メートルくらい潜れるか、限界に挑戦していた。
私も挑戦してみたけど、弟に言わせると、2メートルくらいしか潜れてない上に、潜り方が不様らしい。

父も母も、こんなことをするのは数十年ぶりだと言いながら、楽しそうだった。
母はシュノーケリングのとき、ライフジャケットを着た上にビート板を手に持ち、そして現地のガイドさんに引っ張ってもらっていた。ラクしすぎ。

でも、そうやってゴーグルでのぞくだけでも、海の中はおもしろい。サンゴ礁の山と谷と、自然界の色とは思えないような鮮やかな色した魚と。空を飛んでるのかと錯覚した。

あの空気感はなんだろうな。
南国で湿度も高いし、ほんと、陸と海の区別がない感じがした。




そして、日本に帰ってきて、家族と離れて、
私は、強烈なホームシックに襲われたのです。

毎日一日中誰かと一緒にいれば、当然だろうか。

旅行中は、夕飯に行く前からウイスキーを飲んで酔っ払った父と弟を、ウザイと思い、実際にウザイと言いもしたけど。まあそれも愛情のなせる技だなぁと思うくらいイイ思い出ではあります。


私たち家族4人は、変わらずの構成なんだけど、いつの間にか、私は独り立ちしていて、もはや両親の保護下ではない。
むしろ、なんとか守りたい、幸せにしたい、と思う対象である。いや、子共というのは幼いころから強烈にそう思っているわけだけど、実際に立場や経済的に実現可能になった今、ますます実感するというか。

それで、両親を守らねばと思った、そしてそれが実際に必要だと感じた時点で、その家族というユニットは一つの完成形をむかえた気がした。

私は新たなユニットを創造せねばならない。
次の時代にバトンタッチをしなければ。

そうでなければ、私という核を中心とした傘を持たなければ、私は彼らの喪失に耐えられない。
それを、強く実感した旅行でもあった。


あたたかい海の中、ゆらゆら浮かんで、ゆらゆら沈んで、
母なる海は何も言わずに、命のつなぎ方を教えてくれた気がします。


なんだかとっても説明ししづらいけど、
リフレッシュ休暇なるものを取り、リフレッシュしたはずなのに、ホームシックな私はしばらく、どーーんと落ちこんで、ずっとそんなことをぼんやり思ってました。

もういい加減、復活。
明日も頑張るぞ~。


いってきました_f0185250_0284328.jpg

# by fb001294 | 2008-11-10 00:30

いってきます

夏に福引きで当てた、「パラオ6日間の旅」、明日から行ってきます!
当初はダーリンさんとラブラブ行くことを目論んでたんですが、諸事情により、いつの間にか家族4人で行くことに。。ペア招待券なんですけど~。
でも、家族揃って行けることも、この先そうそうないだろうから、楽しんできます。

母に電話で、液体の機内持ち込みは制限あるから気をつけなよ歯磨き粉みたいなのも確かだめだよって話したら、
「口紅!口紅は?」と興奮していておかしかった。どう考えてもOkでしょう。
入国審査の英語に答える自信がまったくないとも言っていた。それは私にもない。
事前のこんなやり取りも楽しみのひとつだなぁ。
でもなんで口紅は死守なんだろう。

仕事はちゃんと引継ぎ(○投げ)したけどやや不安。
今は世界中携帯がつながるという、若干ありがたメーワクな時代になったけど、大自然の中にそんな野暮なものは持って行かない。
でもヤフーメールのアドレスは残していくっていう、ちょっと小心者の私でした。
# by fb001294 | 2008-10-30 01:42

泣き笑い。そして歯抜け。

自分のキャパを大きく持っていたいと思うのに、日々つめこみすぎると、部屋はどんどん散らかり、頭の中も整頓できず、ただでさえ小さなキャパがますます小さくなる。
ということを感じた数週間だった。

私のもっとも至福な時間の過ごし方は、穏やかな陽気の昼間、すっぴんで歩いて近くのカフェへ行き、カフェオレを飲みながら、本を読んだり日記を書いたりすることである。
今日、久々にそれができて、やっとこさ生活が調った。


数日前、映画の『おくりびと』を観た。
号泣だった。
身近な人を亡くした経験のある人であれば、みな号泣なのではないか。
葬式のシーンがそれとかぶってしょうがない。
映画の感想がわからなくなるくらい、私はやっぱり伯母の死を思い出してしまう。
伯母は、まだ若かったのに突然死んでしまった。私の寝ていた隣の部屋で、静かに死んでいた。

この映画は葬式を少しコミカルに描いている部分があって、シリアスなんだかおかしいんだかトンチンカンな気持ちになってしまうのだが、実は妙に納得できる部分もある。

愛する人が死んでとても悲しくても、ごはんを食べるのと同じように、可笑しいことというのは起こる。

その土地の風習に則って、棺桶に入った伯母は、家から教会まで担いで運ばれた。
そして、
「よしこちゃん(伯母)は、重かぁ~!」
近所のおじさんが言った。

そう、伯母はとっても太っていた。
行列のみんなはくすくすと笑い合った。愛情に満ちた笑いだった。

伯母が突然目の前で死んでしまって、ショックと失ってしまった悲しみの真っ只中にいた私だったが、それはやはり可笑しくて、同時に伯母はこの土地の人に愛されていたんだなと、あったかい気持ちになった。
泣き笑い。

そんなことを思い出しまくっていたので、映画自体のことはわからない。
こんなにも、ほかの事を考えながら見た映画は他にない。




話は変わって
この前、歯が抜ける夢を見た。
前歯が一本ぐらぐらとなったあと、ぽろっと抜けて、それはそれはリアルな夢だった。
このことを人に話すと、それは夢占いで精神的な不安を表すと言われた。
夢占いで占うまでもなく、夢の中で私は「ああああ~~」と悲しく焦る気持ちで抜けた歯を眺めていたので、不安定な精神状態であったことには間違いない。

歯の夢は置いといても、
東京の一人暮らしというのは、慢性的に精神を疲れさせる。
大学の4年間でも同じことを感じていた。
そこで暮らしているはずなのに、なんだか長い長い旅行に出ている気分だ。
地に足がついてないというか。ドラえもんは地面から少し浮き上がってるらしいけど、私もあんなになってるに違いない。
今回は会社自体が地元にあるのだから、ますますそう感じるのだろう。
よく驚かれるが、住民票すら移してない。世の単身赴任のお父さんの気持ちがよくわかる。
でも、疲れるくらい、日々刺激的だということだろうな。旅のいいところ。

だけど自分の気持ちが落ち着いてないと、人の心というのに鈍感になってしまう。
私は想像力は逞しいので、人の気持ちまでもどんどん自分の中でストーリーを組んでいくキライがある。
そしてあらぬところにいることを、現実を知って、よく驚く。気をつけよう。

歯抜けの夢は、いい気分にはなれないからあんまり見たくはないけど、こういうことを改めて思うことができるから、ありがたや。



ウダウダと、何が言いたいかわからん日記、お許しを。
# by fb001294 | 2008-10-26 02:10


ただの日記です 80%くらいは未来の自分が楽しむために書いてます。20%くらいで人に近況報告してるつもりです。


by fb001294

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