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うけいれる人



父が明日で定年退職を迎える。
どんなサラリーマン生活だったのか、想像できないけど、きっといい人たちに恵まれたんではないかと思う。
よく仕事仲間のキャンプについてったなあ。

曲がったことが嫌いなので、きっと辛かったこと、腹が立つこともたくさんあったに違いない。

ひとりで家族を養い続けたことを、本当に感謝したいし、お疲れ様と言いたい。


このまえ母に、父のどこを良いと思って結婚したのか聞いてみた。

そしたら、
「いいことも悪いことも、ありのままに受け入れることができる人だから。一旦受け入れて、そして、よしじゃあどうしようと動き出せる」と。

母は、おそらく多くの妻がそうであるように、よく父に対する愚痴をこぼしていた。
彼らにも恋人時代はあったろうし、それを過ぎても互いを大事に思っていたに違いないのに、子供の目からは両親は男女ではなく父母なので、互いの尊敬の視線はなかなか見えない。
だから想像できなかった。

だけど、これ聞いて、なんだお母さんやっぱしっかりわかってるじゃん!って思った。
父の笑った顔も、厳しい顔も、受け入れたあとのもの。
そんなとき、多くをしゃべる人ではないけど、たぶんいろんなことを、グッと胸にしまってそれ自身をじっと見てたんじゃないかな。
母ほどではないかもしれないけど、生まれたときからずっと知ってるから私にもわかる。
言われてみると、確かに「受け入れる」のが父の本質だろうと思う。
あんなふうに文句たれながらも父の一番大事な部分は即答できて、やっぱさすが夫婦だなぁと思った。


二人はそんなに一緒にて飽きないかと思うくらい、どこに行くにも一緒だけど、さらに時間ができてこれからますます仲良く生活していくのでしょう。

難しそうだけど、私はまずは自分自身、受け入れる人でありたい。

お父さん、本当にお疲れ様でした。
by fb001294 | 2010-03-31 02:09 | Trackback | Comments(6)

ルノワール展

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三連休の最終日。
ルノワール展を観にいった。

幸福のイメージを惜しげもなく表現していた。
ルノワールは「幸福の画家」とも呼ばれ、一生を通して光とか喜びとか、幸せを描き続けた画家なのだそうな。


何枚かの絵には、そのあまりの幸福感に、その絵に取り込まれそうな・・・、というか取り込まれたいような、不思議な気持ちになるものもあった。


良いところだけを見ようとすると、人生はそんなに単純ではない、と言われそうだ。
影の部分をうまく描き出しているものを、何となく優れた芸術なのだと思ってしまう。

だけど、そんなことにはお構いなしに純粋な幸福を表現し続けたルノワールは、勇気があるし、一貫しているし、表現者なのだと思う。


ルノワール展は激混みで、なかなか落ち着いて見れなかったのだけど、押し合いへいしあいしながら、ぼんやりと考えた。
辛い経験をした人こそが、深みがあるとされがちだし、実際にそれは間違いないだろうけど、
幸福なだけの人間が、人として浅くなるとは思わない。
もし、その心の中が彩りで溢れているとしたら、それは何ものにも代え難い心の奥行きや豊かさだろうし、周りがそこから得るものは、はかり知れない。

どんなに単調そうに、退屈な人間に見えても、心の幅までは他人には決められない。
人の心は無限だ。


ルノワールは才能があったために、それを知らしめることができた人だった。
それを幸福だと言うのかもしれない。


人が本当に欲している幸福な心や世界を、その心のまま描き出したルノワールの絵を、純粋に好きだと思いました。


私は絵のことはよくわからんし、個人的に好きかそうでないかしか言えないけど。
そしてもしかしたら、画家本人は、後の専門家があれこれ解説する内容を驚きの気持ちで聞いているのかもしれないけど。
そんなことも妄想した。
それはまたいずれ。。
by fb001294 | 2010-03-23 00:17 | Trackback | Comments(2)

今年度も終わり

一年後に熊本に帰るかもしれないことを想定して賃貸マンションを検索していたら、はまってしまい、気付いたら2時間くらい経っていた。
心がすっかり熊本にワープしてしまい、我に返るとここがどこだかわからなくなった。

昨日のことさえ、恐ろしくノスタルジックだ。

過ぎていく時間が、とても、せつない。
せつなすぎて悶絶してしまう。


熊本にいたときは、なんだか周りがしっとりしていた。私はその中を泳ぐ感じ。キョロキョロと。実感を伴わずに。
東京に来てからは、足と地面のあいだにうっすらと層があって、その上を滑っている。キョロキョロはしなくなったけど、先々振り返るとやはり本当にここにいる実感は伴ってないのだろう。


常に、足りない。
どんなにそこで空気を吸っても、目を開けて見続けても、言葉を交わしても、一緒にいても、何事も十分ではない。
私の人生の時間だけでは全然足りない。


一緒にいられること、についてよく考える。
私がこうして、東京にいて会えた人たちは、東京にいなければ、会うはずのなかった人たち。
彼らと同じ空気のにおいを嗅いで、互いの視線や表情の動きを見て、気配を感じていられるのは、実はとても貴重なこと。

よく考えたら、これまでとこれからの全ての人について言えることなのだから、心して過ごさねばならないのだよ、私。


同じ場所で過ごせる人たちとの時間はあまり残されていない。
友人はもちろん、家族ですら、時間が足りない。
芯からの実感にはまだまだ辿り着けない。
足るを知る、か? 無理だなぁ。わがままなのかな。




最近送別会で同業者を何人か送り出し、自らも永遠にここにいるわけもなく、移ろいゆく全てに、妙に感傷的なのでした。
不動産サイト見てこんな気分になるとは。

おなかすいた、パスタを茹でよう。
by fb001294 | 2010-03-19 00:11 | Trackback | Comments(6)

Twitter

Twitterというものの存在は前から知ってました。

でも、使い方がいまいちよくわかんなかったし、自分にとっての必要性がなさげだったし、つぶやく言葉もみつからなかったことから、これまでしっかり取り組んだことはありませんでした。

だけど、この時代に生きていて、どんどん新しいものが生まれているのに、それらに手を出さずしてモノを言うのは説得力がない。
なにより仮にも情報を扱う仕事をしていて、こういう情報に疎くてはお話にならない。

と思い、今日、とうとう重い腰をあげました!

Twitterデビューです。

というのも、今日、本社の人と電話で話す中で、Twitterのフォロー依頼がありまして。。
これを機にちゃんとやろうかなと。
腰を上げるのにずいぶん時間がかかりました。


どんな風に使っていくのか不明ですが、よろしくお願いします。
by fb001294 | 2010-03-13 00:36 | Trackback | Comments(2)


ただの日記です 80%くらいは未来の自分が楽しむために書いてます。20%くらいで人に近況報告してるつもりです。


by fb001294

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