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旅のおもひで<1、2日目>

時間が経ってしまったけど、家族旅行の記録を。

父と母と弟が東京に到着した日は、軽く東京見物。
麻布十番を散歩しながら六本木まで。六本木ヒルズの展望台に登り、アクアリウムという期間限定水族館を見た。いろんな種類の魚が美しい水槽に入れられ、幻想的な光に照らされて、蜷川美花の写真みたいだった。タツノオトシゴをあんな風に見たのは初めて。

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夜は我が家で料理。
普段4人分のご飯なんて作らないから、適正量がいまいちわからなかった。慌ただしくチンジャオロースらしきものなど数品出す。男どもはもくもくと食べるのみなので、おいしいとかまずいとか感想はないわけ?と言うと、「うまかった」ととってつけたように言う。
父と弟が寝てしまったあと、母と深夜まで話しこむ。私くらいの年のころ何してた?という話から、母の若かりし頃の恋愛の話に。花束を職場に持ってきて、しかも女上司に渡して帰った人がいて恥ずかしい思いをした、その無神経さに一気に嫌いになったという話に、夜中おなかを抱えて笑った。



次の日は早朝に新幹線に乗り込み、青森・八戸に向かった。
八戸でレンタカーを借り、まずは八食センターという市場へ行き、腹ごしらえ。ここは市場の中に買った食材をバーベキューできる場所がある。ホタテと牡蠣とエビとサザエを焼き、イクラをご飯にたっぷりかけ、おなかいっぱい。ホタテがぶ厚かった!

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その後、下北半島の恐山を目指す。
ここは私がいつか行ってみたいと思っていた場所。
三途の川を渡り、入っていく。
いわゆる信仰されている霊場というのは、本堂を中心に40分くらいで散策できるようになっている。火山性ガスがあちこちで噴出していて、岩がゴロゴロしている。大きな湖はただただ静かで、心がシンとしてくる。人々がここを霊場として信仰しだしたのがわかる気がする。
テレビでよく見るように、あちこちで供養のために石が積まれている。湖の浜辺にはかざぐるまがカラカラと回る。死者が集まる場所と言われているが、そこには生きているものの思いがそこかしこに静かにありました。
お守りなど買って、恐山を後にする。

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その後、近くの薬研温泉の宿に宿泊。
温泉に入り夕食を食べた後は早朝からの疲れもあり、すぐに寝入ってしまった。
by fb001294 | 2009-08-30 14:47 | Trackback | Comments(2)

恐い


今朝、自分のケータイが聞いたことのない音で暴れだして目が覚めた。
見ると緊急地震速報とあって「強い揺れに備えてください」と書いてあった。
私は夢の途中だったので、そのまま夢の続きに戻っていった。
だってケータイがそんなふうに鳴るなんて知らなかったし、夢だろうと思ったし、だいいち強い揺れなんてこなかった。

最近、地震が頻発している。
しかも朝方ばかり。
毎回揺れによって一度は目を覚ますものの、すぐに寝てしまう。
過去に我が家のぶ厚いガラス窓が、突然派手にひび割れていて、つまりうちはきっと欠陥住宅なのであるから、地震によってぺちゃんこになることもあり得るわけで、寝ている場合ではないかもしれないのだが、朝方なのがよくなくて、夢か現実か考えるうちに、死の覚悟と同時に、
やはり寝てしまう。

こうも地震が多いと、たまになんでもないときに「今・・・地震?」と錯覚することも多くなる。
私の場合、たいていは自分の心臓の鼓動による揺れである。心臓の鼓動でからだ全体が一緒に揺れることがある。たぶん、心臓がでかいんだと思う。

地震がきて、私は夢か現実か、はたまた自分の心臓の揺れか判別できずに、いつのまにかぺちゃんこになってないといいけど。



恐いと言えば、
我が家の周辺には、夜になるとゴキブリが出現する。
私は奴のことが身の毛がよだつほどに嫌いなので、地面を歩くときは奴をよけるために常に俊敏である。
今日もいつものように奴に会い、嫌いな理由がわかった。
奴らは暗闇よりも黒いのだ。
それがものすごく恐怖をそそる。

では明るいところで奴らを見れば恐くないのか。
そんなわけなかった。
恐いものはどこであっても恐い。




以上、旅行のおもひでを書きたいのに、それをおしてでも書いてしまった、
恐いことにまつわるどうでもいい話でした。
by fb001294 | 2009-08-26 00:38 | Trackback | Comments(0)

家族旅行

この先、家族四人揃って旅行することはなかなか出来なくなるかもしれない。
就職したり、結婚したりすると、それぞれの生活が忙しくなるもんだ。
少し無理してでも、行けるうちに4人で旅行しよう。
ということで、4人でハワイに行ったのが5年前。

その後、子供らはいまだ結婚せず、けっこう暇だったりして、家族旅行が毎年恒例化してしまった。

今年は私が東京にいるうちにと、東京&東北旅行。
東北は、私の趣味で青森・恐山と、両親のことを少し思いやりつつ私の趣味で秋田・乳頭温泉。


5年前の心配をよそに、毎年思い出が積み重なっていく。

現在、それぞれ熊本福岡からここ東京へ集結中である。
by fb001294 | 2009-08-18 11:35 | Trackback | Comments(2)

洗う


シーツを洗い、マットも洗い、部屋中に掃除機をかけ、そのあと雑巾がけをし、ベランダも水洗いし、トイレと洗面台を磨き上げ、お風呂も全面ゴシゴシ丸洗いした。

誰が来るのかと思うほどの徹底した大掃除だが、来るのは家族だ。

洗濯機をまわす間に、スーパーに行き、カビキラーとゴミ袋とキリンラガービール6本パックを買う。
父はいつもキリンラガーなのだ。私と違う。
棚を整理していると、昔の恋人からのメッセージカードが出てきて切なくなった。私のかわいい思い出を、またそっとしまう。


窓を全開にして、洗濯物がベランダで風にそよぎながら乾いていくのを、隣で寝っころがって眺めながら、ここは天国かと思った。
自分の周辺が根こそぎキレイになっていくのは気持ちいいもんだ。清涼感が食道を抜けていくのがわかる。自分も洗浄された。



これからお風呂に入って、自分のからだも磨いて、お化粧して、ドイツから帰国中の友人のコンサートに出掛ける。
by fb001294 | 2009-08-17 17:12 | Trackback | Comments(2)

休暇初日

今日から休みに入った。
休みスタート日、あまりにもダラダラしすぎてしまったので、
体を動かそうと思い、夕方、本屋さんまで歩いていくことにした。
休みの間に東京に観光にくる家族に備えて、るるぶを買いに行った。

本屋さんまでの道の途中に、お祭りを二つ見た。
そうか、世間はお盆だ。

二つ目のお祭りでは、ライブもやっていて、ジャズが流れていた。
東京は盆の祭りもシャレとるね~と思い、しょうがないので(?)ビールとフランクフルトを購入し、地べたに座ってしばし見物した。
ジャズライブの次は一転、おじさんグループが登場し、「あの頃君は若かった」とか「亜麻色の髪の乙女」とか歌っていた。それはそれで風流だった。

明日から三日間、趣味の学び事の一環で、鎌倉へ通う。楽しみだぁ。
by fb001294 | 2009-08-13 23:08 | Trackback | Comments(0)

交差点にて

渋谷のスクランブル交差点のような人ごみの中に立つと、
その中で、今最高にハッピーな人の数を数える。
最高にハッピーとは、プロポーズされた直後とか、宝くじ1000万当たったとか。
渋谷の規模があれば、だいたい3人くらい。
どん底の人も数える。このご時勢だとたぶんハッピーな人よりも多い。
そうやって瞬時に人の気分を色分けしてみる。ちなみに全部妄想だし、色分けしたところでたいして役に立たないし、だいたい最高にハッピーの例が貧弱である。貧弱な上に、3億ではなく1000万なところがリアル。


学生のとき、ある聡明な友人が言ってた。
「あらゆる感情の中で、怒りが一番エネルギーを持つ」
自分の感情を思い出してみた。ほうほう、そうかも。

喜びにも大きなエネルギーを伴うけど怒りのそれには及ばないし、哀しみはエネルギーにはならない。
怒りの体験は数えるほどしかないが、確かにそのときのエネルギーは何かを突き抜けていく大きさがあった。私には持続力がないので、しぼむのも早いけど。

自分の感情の延長線上を想像すると、なんとなくわかる。
怒り狂った人間は、なんでもできる。その瞬発力はすごい。
残念ながらそれは負の感情なので、そのエネルギーはあまりいいことには使われない。
そうして殺しや戦争に発展するのか。

殺しや戦争に使わずに、そのエネルギーをためて発電したりしたら、けっこうな電力になるんじゃないか。
そもそも電力に換算したら世の中でどのくらいの怒りが存在するんだろう。喜びよりも大きいだろうか。大きいだろうなぁ・・・。

妄想は続く。



その友人はこんなことも言った。
「恋は落ちるものではない、思い込むものだ」

これはまた、ほとんど真実だと思う。
思い込み力逞しい彼女が言うのだから間違いない。
好きだ、と思い込んでいる。この人以外あり得ない、と思い込んでいる。恋もまた妄想である。
悪いことは何もない。恋に限らず、人は何でも思い込んでいるものだ。思い込み万歳。

だけどどういうわけか思い込みだと知っていても、一喜一憂する、自分の感情に振り回される、渦に巻き込まれる、それを落ちるという。
どっちでもいいか。



人の心は多様である。
渋谷のスクランブル交差点は、ずいぶんカラフルである。
by fb001294 | 2009-08-12 00:02 | Trackback | Comments(2)

最後の琵琶法師


熊本・南関町に山鹿良之さんという盲目の琵琶法師(1901-1996)がいた。
最後の琵琶法師といわれた人だそうだ。
山鹿さんの記録映画が東京・野方で上映されたのを観にいった。

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私はつい最近まで山鹿さんの存在すら知らなかった。
なのに、たくさんの人が観にきていた。驚いた。
映画は『小栗判官』という語り物にスポットを当て、山鹿さんが弾き語るそのストーリーとともに、彼の生活にも丁寧にカメラを向けている。
6時間にも及ぶ『小栗判官』を語り通すことができるのは、山鹿さんだけだと言われているそうだ。
この映画は民俗学的にも非常に貴重な資料なんだろうと思う。


山鹿さんや土地の人々はコテコテの熊本弁で、ネイティブの私にも聞き取れない部分が多々ある。字幕は、無し。
熊本出身者意外のこの会場の人々にはほぼわからないのではないかと思った。
それでも、その濃い雰囲気に自ずと引っ張られる。
山鹿さんのかき鳴らす琵琶、91歳とは思えない太い声、そして繰り返される彼の毎日の慎ましやかな生活。
腰は曲がり、しわくちゃで、しかし語りの声だけは艶があった。

熊本に、こんな人がいたんだなぁ。知らなかった。近くにいたのに、私が知る前に山鹿さん、死んでしまった。
毎朝、仏壇にご飯を供え、ロウソクを灯して経を唱え、自分で自炊し、夜は酒を飲んで寝る。
最後の琵琶法師であるがゆえに注目され、こうしてカメラにおさまったこの日々の重ねられた生活こそに、どうにもこうにもじんとくる。
彼のルールで。からだ全体に染み付いた慣れの動作で。
ああ、人間って・・・。
その土地に、その家に、足から根っこが生えてきそうなくらいに染み込んで生活を重ねることのすごみ。土着ということのはかり知れない質量。

芸能も、宗教行事も、生活も、山鹿さんにとっては区別する必要のない生の営みのように見えた。
by fb001294 | 2009-08-10 01:39 | Trackback | Comments(0)

素顔

意識しているかは別にして、人には場所に応じたいろんな顔がある。
家族、恋人、友人、職場・・。

先日、思いもかけない人からこのブログの存在を指摘され、
「ぎゃ~なんか、なんか、恥ずかしい~!」と身悶えした。
確かに閉ざしたブログではないから、誰に見ていただいてもおかしくはないのだが、そこの人々のことはあまり想定してなかった。
そこでの私とはギャップがあるに違いないと思うのです。
うぅ、これからは万人向けの私に変身せねば・・。

などとあれこれ考えるうちに、思い至った。
万人向けの私って誰だ?

そんなやつはいない。

いないし、それぞれに私は素なのである。
スッピンだって気にしない。
先月の登山もずっと塗らず描かずであったが、誰もそのことに気付いていなかった(嘘)。


これからも変わらずこんな調子でいくと思います。
by fb001294 | 2009-08-09 22:46 | Trackback | Comments(0)


ただの日記です 80%くらいは未来の自分が楽しむために書いてます。20%くらいで人に近況報告してるつもりです。


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